創業から今日まで、ニチイの新しい事業はいつも、「想い」からスタートしてきました。
その想いを胸に秘めて「動き」、そしてカタチにするために、「創造」してきました。
どんな「想い」から何が生まれたのか。歩みとともにご紹介します。
1968年
すべての医師や看護師が本来の使命である医療行為に専念できるように。
医師や看護師がレセプト(診療報酬明細書)作成業務に追われるという状況を改善し、医療行為に専念できるよう、医療事務の受託事業をスタート。これがニチイの誕生でした。
1971年
より多くの医療機関に貢献したいという想いから医療事務講座を開始。
女性の社会進出にも貢献。
医療事務受託事業を拡大し、より多くの医療機関へ貢献したい。そのために、高い知識やスキルを持った医療事務従事者の育成が急務でした。医療事務講座の開始によって「教育から就業まで」のビジネスモデルが誕生し、医療事務という新たな職種は社会進出の意欲を持つ女性の就業機会創出に大いに貢献しました。
「ニチイ学館 」の社名は、日本の医療を学ぶという場所であろうという思いに由来しています 。
1980年
日本のどこにでも、だれにでもサービスを届けたいという想い。
この年、47都道府県にニチイの支店を設置しました。国内のネットワークの完成です。日本の隅々に、ニチイのサービスを提供したい。その想いがカタチになりました。
1996年
高齢化が進展する社会の中で、他社に先がけてサービス体制を構築。
2000年の介護保険制度施行を見据え、その4年前にいち早く介護事業を開始しました。
民間企業の介護ビジネス参入が可能となり、高齢化に伴う市場拡大を予見した行動でした。
2003年
核家族化、女性の社会進出。
時代のニーズに応え、
保育で、社会を、家族を、支えたい。
核家族化が進行し、女性の社会進出も目覚ましい時代のニーズに応えたい。
その想いのひとつが、保育事業進出でした。
2007年
次の新しい時代をつくりたい。
「ニチイ」として新たなスタート。
ブランドの変更に合わせ、ロゴマークも変更。ブランドステートメント・ブランドスローガンを作成。ニチイのサービスに対する想いをかたちにしました。
居住系介護サービスに参入し、介護事業を拡大
株式会社コムスンの介護事業を承継し、居住系介護サービスに本格参入。
在宅から居住系に至るトータル介護サービス体制を構築し、約13万人の利用者と約3万8千人のスタッフを擁するリーディングカンパニーとなりました。
2016年
さらなる飛躍へ
「社会の課題解決に向けた貢献と長期利益の安定成長を実現し、グローバルに貢献するエクセレントカンパニーを目指す」というニチイビジョンを設定し、翌年より、現場から本社までが一体となったサービス改革・組織風土改革に取り組む活動、ビジョン実現推進プロジェクト「VIPRO」を発足しました。
2020年
ニチイビジョン実現のために。
少子高齢化や生産労働人口の減少等、ニチイを取り巻く事業環境の変化に対応できる体制を構築する為、世界的企業であるベインキャピタル※1とともに、従業員・経営陣が一体となっての構造改革が始まりました。
従業員が成長できる新しい人事制度の構築やICT等の活用による働きやすい職場環境づくり等を進め、さらなるニチイの発展を目指し、第二の創業期として新たなスタートを切りました。
※1 ベインキャピタル・プライベート・エクイティ・ジャパン・LLC
TO THE FUTURE !!