的確な分析と戦略で、
保育事業の未来を創りたい。
保育事業本部
伊藤 真乃
2018年入社
ビジネスマネジメント学部卒業
尊敬できる上司と先輩から多くを学び、成長できた。
大学時代は、流通マーケティングを学び、就活では様々な業種の企業を回る中、もともと子どもと英語が好きだったこともあり、語学事業をきっかけにニチイ学館を知りました。そして、保育、介護、医療といった幅広い事業展開によってシナジー効果が生まれる点にも魅力を感じ、入社を決めました。
入社1年目は、生徒とインストラクターとの架け橋となるスクールカウンセラーとして勤務していましたが、スクール運営の管理や、体験レッスンを希望される方へアプローチし、入会につなげる事も大きな役割の1つでした。
そのような中、当時の上司であるスクールマネージャーは、お客様の気持ちやインストラクターのレッスン方針、本部の事業戦略など、様々な立場の意見を考慮して仕事を進めていく方でした。
スタッフ一人ひとりを適切にフォローし、寄り添いながらも直すべきところは的確に指摘いただき、社会人としての基本行動や仕事に対する姿勢を学べ、大きく成長できた一年だったと思います。
大切なのは、現場を第一に考えること。
入社2年目からは現在の保育事業本部へ配属となりました。 ニチイ学館では、待機児童解消のために、認可保育園をはじめとして、全国に300以上の保育園を運営しています。 その中で、保育事業本部は事業全体の戦略推進・運営管理を担う部署であり、私が所属する課は予実分析や事業戦略の立案のほか、園のイベントなどを企画しています。
特に印象に残っている業務は、配属してすぐに担当した、保育園のフォトコンテスト企画です。 保育園の先生が日頃から撮影している園の写真を応募いただき、グランプリを決める企画で、準備から運営・選考までを担当したことにより、1つの仕事を成し遂げる楽しさ・難しさを知ることができました。 ニチイ学館は風通しの良い会社ですので、若手も意見が言い易く、仕事も任せてもらえるため、色々なことにチャレンジできる環境です。
私が業務を遂行するうえで大切にしていることは、「いかに現場に配慮しながら、効率的に業務を進められるか」という視点を持つことです。 たとえば、帳票を増やしすぎると日々多忙な先生方の負担になってしまうため、業務量や提出物を軽減するなど、常に現場を第一に考えることが大切だと思っています。 フォトコンテスト企画においては、様々な苦労がありましたが、保育園とともに企画を進めた結果、「あの企画は良かった」というリアクションがあったときはとても嬉しく、やりがいを感じることができました。
この業務を通して多くのことを学びましたが、現場を理解するためには、日頃から支部や保育園と丁寧にコミュニケーションを取ることが大切だと感じ、今でも心がけて業務に取り組んでいます。
未来に向けて、「地域で選ばれる保育園」であり続けるために。
保育事業本部の重要な役割の1つである予実分析は、収支やKPIのほか、保育園の市場課題を調べ、その分析結果を支部や現場にフィードバックする事で、次のアクションへつなげる重要な業務です。
まずは、大きな数値から見て、徐々に細かい視点で確認し、「売上が伸びた要因は?」「KPIは適正か?」などのポイントに対し仮説を立て、分析していきます。
配属後に一から学んでいったのですが、分析を重ねていくうちに「俯瞰して多角的に見る事が大切」という感覚がつかめるようになり、分析も経験を積むことが大事だと分かりました。
一方、「分析には正解がないものもある」という観点から、できるだけ自分の視点が凝り固まらないように、新しい視点を持つことも心がけています。
そのため、自分自身で学ぶだけでなく、上司に意見を仰ぎながら、分析の視点を増やすようにしています。
また、日々の数値分析以外に、本部全体で保育事業の収益改善プランを検討するプロジェクトにも携わっています。
今後はエリア性のほか、各保育園の特長を活かした運営方針や意識の統一を図りながら、実施手法の型化を進め、改善効果の最大化に繋がるようプロジェクトを更に推進していきます。
ニチイキッズが、未来に向けて、「地域で選ばれる保育園」であり続けるために、私自身も努力し、保育事業の発展に貢献していきたいと思っています。
10:00〜 | 出社し、メールをチェック。数値分析を行う。 |
---|---|
12:00〜 | 同僚と会社近辺でランチ |
13:00〜 | 引き続き分析を行い、社内資料に反映する。保育所で実施する企画を立案。 |
16:00〜 | 新規プロジェクトに関する資料作りを行い、ミーティングに参加。 |
18:15 | 業務を終えて帰宅 |