若手社員の座談会

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HR本部 人財採用部

坂下 かほり

現代ライフ学部卒業/2020年入社

〈入社後の経歴と現在の業務〉

入社後は医療部門への配属となり、大学病院で医療事務として2年半ほど勤務。その後、人財採用部配属となり、キャリア採用と障がい者採用を担当している。

HR本部 人財採用部

附田 美柚

児童学部卒業/2021年入社

〈入社後の経歴と現在の業務〉

入社後は保育部門への配属となり、保育園で1、2歳児を担当する保育士とし1年半ほど勤務。その後、人財採用部所属となり、新卒採用を担当している。

HR本部 人財採用部

狩野 真理

総合政策学部卒業/2021年入社

〈入社後の経歴と現在の業務〉

入社後は介護部門への配属となり、有料老人ホームで介護業務や営業活動を行いつつ、エリアを管轄する支店でも勤務。その後、人財採用部所属となり、新卒採用を担当している。

HR本部 人財採用部

宮川 泰生

人間科学部卒業/2020年入社

〈入社後の経歴と現在の業務〉

入社後は介護部門への配属となり、有料老人ホームやグループホーム、訪問介護、デイサービスで勤務。その後、人財採用部所属となり、新卒採用を担当している。

学生時代や就活について

大学時代の過ごし方は? 就活で大事にしていたことは?

幼い頃から保育園の先生に憧れていて、大学では発達心理学を学びつつ、実習やバイトで毎日のように保育園で子どもと接していました。そして現場を見てきた経験から、保育士さんの働く環境をより良くする仕事がしたいと考えるようになりました。ニチイなら、保育以外に介護や医療の分野もあり、福祉全体を手掛けているという安定感も魅力でしたね。

幅広い分野を手掛けている点は、確かに魅力ですよね。私は大学時代の実習で、特別養護老人ホームや病院のソーシャルワーカーとして働いた経験を軸に就活に取り組んだので、介護の面からニチイを知ったのですが、ここでなら、ジェネラリストとしてキャリアアップできると感じました。

私は、大学の児童学部で学びつつ、不登校の小中学生を家庭訪問するボランティアをしていました。そして、仕事では様々な分野に挑戦したいという気持ちもあり、複数の分野をもつニチイなら、自分がどういった面にアプローチできるのかを、働きながら見つけられるのではと考えて入社を決めました。

学生時代は児童相談所の仕事をしながらダンス活動などにも打ち込んでいて、就活では福祉とメディアの2つの分野を受けていました。福祉で社会課題を解決したいけれど、具体的なビジョンが見えていないという状況をニチイの最終面接で正直にお話ししたところ、「入社後にやりたいことがきっと見つけられますよ」という言葉をいただき、それが大きな後押しになりました。

成長を感じたことは?

仕事に取り組む中で、成長できたことはありますか。

先日、初めて会社説明会の進行を担当したのですが、会社を代表して話すことがとても不安でした。でも、同期や先輩がサポートしてくれて、上司もリハーサルに参加してアドバイスをくださったおかげで、無事に終えることができました。自分の殻を破ることができたと嬉しく思っています。もっとできることがあったのでは?と感じる反省点もありますが、それも今後さらに成長できるチャンスと捉えています。

ニチイは現場第一の会社なので、入社後に現場に配属されますが、そこで得られるものは非常に大きいと思います。私の場合、介護の現場で行った企画運営や利用者さんと関わった経験が、現在の人財採用部での採用イベントの企画や上司や同僚との関係づくりにつながっています。

私も、医療現場で多くの人と関わったり勤務シフトを組んだりした経験が、今の仕事にも活きています。たとえば、メールを送る際に気遣いの言葉を添えるなど、相手の状況を考えて仕事をするよう心がけています。また、数字も意識するようになりました。「採用活動の効果を上げるために、どう求人票を変えていくべきか」といった視点で考える機会が増えたと思います。

一般的に、人事は抽象的な仕事だと捉えられがちですが、実は数値化もしていますし、ロジックがしっかりありますよね。自分が行う一つの評価が、人に影響を与えるので、数字を付与するために明確な根拠を持つ必要がある仕事です。私自身も、この仕事を通して、ロジカルに考える部分が徐々に成長しているかなと思います。

社風や働く環境

社内の雰囲気や、働きやすさについて教えてください。

採用課として面白いなと思うのは、一つ何か大きなプロジェクトを立ち上げる際に、別の課の人と関わりを持てることですね。たとえば、コスト面について経理課の人に相談したり、この部署に人材を配属してほしいという場合に、求める人物像などについてその課の人にヒアリングをしたり。そういった形で採用課としてコミュニケーションをとる中で、社内の人脈が広がりやすいのも魅力です。

職位に関係なく「さんづけ」で呼び合っていますし、皆さん話しかけやすい雰囲気があります。先輩や上司に質問をするとすぐに答えていただけますし、何かあったらお互いを気遣う社風だと思います。また、育児との両立がしやすいところも良いですよね。お子さんを育てながら働く先輩も多いですし、育休や産休はもちろん、様々な制度を利用して働くことが当たり前になっているのが良いと思います。

女性はもちろん、男性も育児と両立しやすいですよね。男性も育休を取得できますし、「子どもが体調不良なので今日は在宅勤務にします」というように調整もしやすい。ライフスタイルに合わせて働ける環境だと思います。そして、ニチイには、“良い意味でおせっかいな人”が多いと思いますね。あたたかみのあるおせっかいと言いますか、体調を気遣ってくださるなど、先輩と部下の関係だけでなく、ひとりの人として見てくださっていると感じます。私も、「相手にとって親切なやり方って何だろう?」と考えながら仕事をするようになりました。

福祉の会社なので、やさしい人、まわりの人のことを想う人が多いですよね。上司だから、部下だからではなく、どれだけ人のことを思えるか。会社としても、「やさしさを、私たちの強さにしたい」というメッセージを掲げていますが、まさにその通りだと感じます。

目標や挑戦したいことは?

仕事の当面の目標と、長期的な目標を教えてください。

公正・公平さを担保しつつ、採用の仕事をしっかりできるようになるために、目の前の仕事をしっかり覚えながら、労務などの関連法規を勉強してインプットしていきたいです。長期的な目標としては、人事として現場のためにできること、たとえば介護スタッフの採用などを通して会社に貢献したいと思っています。

現場に恩返しがしたい、そのために、現場の支えになるような人材を集めたいという想いは私も強いです。当面の目標は、会社説明会の司会進行を通して情報をしっかり伝えることですが、正しい情報はもちろん、自分が働いてきた経験を活かして、仕事や会社の魅力をお伝えしていきたいです。

中途入社の方へのオリエンテーションで、会社の事業説明から就業規則までを十分に伝えられるスキルを磨きたいです。そのために、まずは会社の事業をきちんと知ることから追求し、仕事の土台を築きたいと思っています。そして、採用課で働く中で、今後キャリアアップをめざし、自分自身でエージェントをコントロールし、マネジメント業務にも携わっていける人材になりたいと思っています。

ニチイは、早いうちからセミナーの企画やコンテンツの作成など様々な仕事を任せてもらえる環境なので、自分自身の成長で、その期待に応えたいと思っています。これからも現場の方を第一に考えてサポートしたいと思いますし、さらには少子高齢化に合わせた事業の変革に対しても、皆さんと一緒に向き合っていきたいです。

学生の皆さんへ

どんな人なら活躍できる? 就活中の皆さんにメッセージを。

ニチイでは、どの部署でもチームで動くことが多いので、コミュニケーション能力や、人との関係を調整する力、チームをまとめる力が大切だと思いますね。就活は、いろいろな企業を見られる機会ですから、ぜひ幅広く活動してほしいです。働いていく中で自分の方向性を見つけていくのもいいと思いますよ。

採用の場で、私たちは「リーダーシップ」のある方を求めているとお伝えしていますが、チームを牽引していくリーダーシップがある人は、活躍できると思います。とはいえ、学生のうちから完璧である必要はなく、今後、仕事を通して強みにしたいと思っていることが大事だと思います。就活をしていると、自分が認められていないように感じることもあるかもしれませんが、逆に自分が企業を選ぶんだというくらいの気持ちで取り組むと良いと思います。

働くうえでは、やさしさとともに、タフさも大事だと思っています。福祉業界のトップを走る企業として、また、市場が今後さらに大きくなっても選ばれ続けるためには、他社への闘争心もある程度必要だと思うので。責任感をもち、自社のブランドを打ち出せるようなビジネスパーソンであれば、社内でも活躍できると思います。そして、就活は、自己実現の一つだと思うので、「自分は何者なのか」「誰と何をしたいのか」、について、じっくり考えてほしいですね。

自分の意見を持つことは大切ですよね。会社の考えを理解しながら、自分自身の理想もしっかり持っていてほしいです。自分の中に理想がないと目標も立てられないと思いますので。就活では、悩むことも多いかもしれませんが、自分を見つめて優先順位をつけ、ご自身に合う企業をぜひ見つけていただきたいです。

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