本社移転プロジェクト

管理本部

松田 武尊

2018年入社/法学部卒業

入社後、医療現場で医療事務を経験した後、本社総務部配属となり、全国にある支社や拠点全般のファシリティ全般(不動産物件の選定や費用管理、契約、レイアウトなど)を手掛けている。今回の本社移転プロジェクトにおいても中心メンバーとして活躍。

本社移転で実現した
「ワンフロア・マネジメント」。

2022年6月、ニチイは東京御茶ノ水ソラシティに本社を移転。今まで点在していたニチイホールディングス、ニチイ学館、ニチイケアパレスが集結した。本社移転のもとになったのが、「ワンフロア・マネジメント」という考え方。多層階に渡るオフィスをワンフロアにすることで、部署間のコミュニケーションを円滑にし、シナジーを生み出そうというものだ。これにより、グループ会社としての結束が強化された。 実はニチイにとって、「ワンフロア・マネジメント」は初めての導入ではない。既にニチイのいくつかの支店において実施されており、そこでの成功事例を吸い上げ、今回の本社移転に活かした形だ。ニチイに根づいている「現場主義」と「成功事例の共有」という基本姿勢が、ここにも大きく現れていると言えるだろう。

本社移転プロジェクトを始めるにあたって、私たちがまず行ったのは、「ワンフロア・マネジメント」を実践している支社・支店に足を運ぶこと。実際にお話をうかがうと、やはり、それぞれの部署が多層階に分かれている環境よりも、ワンフロアに集結しているほうが断然コミュニケーションが円滑であるという声がありました。近くにいれば、自然と会話も生まれ、そこから新しいつながりやビジネスの案も生まれてくる。ビジネスへの効果も大きく、この良さはぜひ本社にも活かすべきだと実感しました。 本社移転を終えた今、想像していた以上の変化がありましたね。もっとも大きいのが、部門間のコミュニケーションが格段に取りやすくなった点です。全体的に、働く皆のフットワークが軽くなったと感じます。

コミュニケーションと創造性を活性化させる環境づくり。

本社移転プロジェクトは、単に働く場所を移しただけではない。変えたのは、社員の働き方やコミュニケーションのかたち、そして、「新しいものを生み出す力」そのものだ。 まず、各部署において、将来的に「フリーアドレス」を実践できるように社員個々の机の撤廃を行った。一部の部署では既に自分で選んだ席で仕事をしており、今後更なるコミュニケーションの活性化が期待できる。そして、創造性を重視した環境づくりの象徴とも言えるのが、「CONNECT ROOM」という、不特定多数の社員が偶発的に「つながり」を創造することができる場所である。一般的に、企業において「闊達な意見交換を」と促しても、なかなか自然発生的な会話や横のつながりは生まれにくい。ならば、皆が集まりたくなる環境、話したくなる空間を作ればいい、という発想である。ここから、ニチイの新しい取り組みやビジネスの芽が育つ日も遠くはないはずだ。

旧本社では固定席でしたが、新本社では将来的な「フリーアドレス」を目指し、一部を除き、個人の机を撤廃しています。今後、フリーアドレスを推進していくことで、役職にかかわらず、皆が自由に席を選べるので、より風通しの良さが感じられますし、自由なコミュニケーションが生まれてくると思います。
また、「CONNECT ROOM」は、旧本社にはなかったものですが、これは本社移転の一つの鍵でした。「本社をニチイの人間関係の拠点として社員と社員の「つながり」をマネジメントする空間に」という方針の基、本社はもちろん、全国の支社・支部・支店・現場の社員と社員の「つながり」を創造することができる本社をつくることが、これからのニチイにとって重要だという共通認識を持ち、本プロジェクトを進めてきました。

今までも、これからも、スピード感のある改革を。

今回のプロジェクトは、ニチイにとってそれまで経験したことのない大規模なものであった。そして、特筆すべきはそのスピード感である。
総務部が主体となって本社移転プロジェクトが始動したのが2021年の秋。その時点ではまだ移転する場所も未定の状態であった。そこから移転計画を策定し、様々な部署が協働し、さらには、前述の「CONNECT ROOM」や「フリーアドレス」の導入、などの新しい取り組みも併行しながら、約8、9カ月という短期間で2022年6月に移転完了にこぎつけた。
移転プロジェクトに関わった外部のコンサルティング会社によると、この規模の移転であれば2年以上かけるケースも多く、1年足らずで完遂できたのは稀だという。ニチイのスピード感ある改革の一端がここにも垣間見えるだろう。

本社移転プロジェクトは、私たち総務のメンバーが事務局となり、役員室やIT事業部、外部のコンサルティング会社など様々な人と連携して進めました。スケジュールの策定から予算管理、情報収集、各メンバーの進捗管理や連携、マニュアル作成など、行うべきことは多岐にわたり、且つ、それらすべてを同時進行で進めていく。かつてないスケールとスピードだったと思います。
こういった大規模プロジェクトに、一からすべて携わらせていただいたことは、私自身にとっても貴重な経験になりました。今後、支店の移転やレイアウト変更などのファシリティ業務に活かせる知見がかなり身についたと思います。本社移転プロジェクト終了後、近畿支社・大阪支店・ニチイケアパレス西日本事業部を一つの物件に集約するプロジェクトを担当し、移転先物件の賃貸借契約締結、移転先レイアウト作成、協力会社との調整、社内調整といった多岐にわたる移転業務を中心となって進め、2023年4月2日に移転完了となり、新体制を開始しました。本社移転プロジェクトの成功があったからこそ、経験を活かし当該案件でも対応ができたと実感しています。今後も、ファシリティ分野のスキルを上げて、ゆくゆくはマネジメント業務でも活躍できる人財になりたいと思っています。

私は、もともと保育と介護の仕事がしたいと思い、ニチイに入社しました。入社後に医療の現場を経験した後は本社で管理業務をしていますので、当初考えていた分野とは違う環境で働いているわけです。でも、だからこそ、それまで自分が知らなかった新しい楽しさ、やりがいを見つけられることも多いと感じています。ぜひ皆さんも、社会人として仕事をする中で、そういった新しい発見をしながら活躍していただけたらと思います。

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