現場の想いを大切に、


人を育て、事業を育てる。

事業企画室

星野 正州

2018年入社

政治経済学部卒業

「誰かの力になれる」ことが、仕事の原動力。

大学3年で海外留学をした際、フードバンクという、困っている方々へ食料などの物資を届けるボランティア活動に関わったのですが、活動の中で自分が誰かの力になれるんだと思ったとき、足元からじわっと力が湧いてくる感覚がありました。その時感じた嬉しさが今も心に刻まれていて、ニチイへの入社につながっています。

入社後は、医療関連事業の現場に配属となり、外科の受付窓口やカルテの取り扱い業務、会計など様々な業務を担当しました。ここで現場を知ったことが、その後、法人営業をする部署に異動してからも活きていると思います。営業として、ニチイの家事代行や保育園などのサービスを企業の福利厚生として提案する業務を担当することになったのですが、最初に苦労したのが、医療現場から営業への意識の切り替え方です。営業活動をして、アポを取るのは目の前の目標ですが、それは単なる入り口であって。そこから成約に至るようにどう動くか、さらには、サービスをご利用いただくために何を提案すべきか、そういった営業活動の根本のところは、実務を通して学んでいきました。今でも覚えているのが、初めて成約できた案件。その企業様が、私が担当する全サービスをご契約くださったことの喜びも大きかったですし、成約後にサービスを活用いただくために、従業員の方々に自分の口からサービスをご説明する広報活動を提案し、実行できたことにも手応えを感じました。これらの経験を通して、徐々に「営業マインド」へ変われたのかなと思います。

マネジメントをしながら、自らも営業として学ぶ日々。

入社5年目からは、現在の事業企画室でケアマネ営業チーム所属となり、介護部門の新たな事業を推進していくことになりました。そもそもケアマネさん(ケアマネージャー/介護支援専門員)とは、介護を必要とする方が介護保険サービスを受けられるよう、ケアプラン(サービス計画書)を立て、介護事業所や自治体営業との調整を行う専門職です。そして、ケアマネ営業チームは、ケアプランに自社サービスを組み込んでもらえるよう営業活動を行うのが仕事です。私は営業マネージャー代行として配属され、地域コーディネーターと呼ばれる営業スタッフの日々の活動を把握し、困りごとに対しての解決法を提案したり、全体会議で情報を集めて共有したりする役割ですね。ただ、仕事をしていく中で、自分自身にもケアマネ営業の経験が必要だと痛感し、現場へ同行させてもらうことに。地域コーディネーターから相談を受けた際に、自分の経験をもとにアドバイスがしたかったからです。また、介護保険など専門知識を身につけるための勉強も並行しています。営業をするうえで知識が必要だということもありますし、地域コーディネーターへ適切な指示やアドバイスをするためにも自らの学びを深めていきたいと思っています。

人を育てることで、ニチイの介護事業を支えたい。

地域コーディネーターとして大切なのは、個々の営業力を上げて営業成績を出すことだけでなく、周りの皆と連携をとること。そのために、グループワークや研修を取り入れているのですが、そこで人の成長が見られることが、私自身の喜びでもありますね。もちろん営業の数値にも効果は現れます。あわせて、様々な成功事例を集めて毎週、勉強会のような場を設けて皆に伝えています。そこで広めた成功事例を実践して成果を出せた事例もありますし、そういった「成功の型」のようなものをナレッジとして共有することが大切だと感じています。

また、地域コーディネーターの中から営業マネージャーが選出され、私が所属するマネージメントチームに入ってもらうのですが、その人員を増やしていくことに今後は注力したいと思っています。ニチイの介護拠点は日本全国にありますが、すべてのエリアでケアマネ営業を実施しているわけではなく、まだまだ活動拡大の余地があるからです。ケアマネ営業というのは、これからのニチイの介護事業を支える大きな柱ですので、地域コーディネーターを育て、営業マネージャーを増やしていく、そのためのサポートをしっかり行うのが、今の私の目標です。

ある1日のスケジュール
09:00〜 出社し、自身の予定と地域コーディネーター全体の実績を確認
09:30〜 担当エリアの地域コーディネーターとオンライン会議
10:15〜 相談のある社員への個別対応
10:45〜 会議内容のまとめと事務作業
12:00〜 昼食
13:00〜 課内会議で、営業計画や新エリア拡大に向けた研修について話し合う
15:00〜 次の会議に向けた資料作成
17:30 地域コーディネーターの日報を確認/コメント
18:35 業務を終えて帰宅

学生の皆さんへ

ぜひ、これまでのご自分の歩みを振り返ってみてください。ご自身が出来ること出来ないことの整理をすることで、就活に役立つのは勿論のこと、今後の社会人人生の思わぬ場面で学生時代の経験が活きる瞬間があるからです。

社会人になると苦労もありますが、業務がうまくいくとそれ以上に面白いです。

皆さんには、将来への希望を持って就活してほしいです。

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